イルミネーションや夜景がキレイな季節ですね。
キラキラと輝く光の景色に感動して、スマホで写真を撮ろうとしたけど、上手く撮れずに悔しい思いをしたことがある方は多いのではないでしょうか?
実はスマホに搭載されているカメラの機能を使って、ちょっと気をつけるだけでキレイにイルミネーションを撮影する事ができます!
そのポイントを今日はご紹介します。
ポイント①:明るさを意識してキラキラ度アップ
最近のスマホのカメラは高性能で、“シャッターを押す”だけでそこそこキレイな写真が撮れますが、明るさの調整(露出補正)をすることでもっと良くなります。
方法は簡単で、スマホのカメラで撮影する画面でピントを合わせたい場所の画面をタップすると太陽のマークが表示されます。
その画面で、太陽のマークを指で上にドラッグすると、写真の明るさがアップしていきます。たったこれだけで、明るい“キラキラ”の写真を撮ることができます!
ポイント②:本来の色がなくなる!? 白飛びに注意
明るさ補正でキレイな写真を撮ることができますが、注意点があります。それは明るく設定すればするほど、本来は青や黄色の電球やライトアップが白くなってしまいます。
それは写真を明るくし過ぎたために発生する「白飛び」というものです。イルミネーションでは「白飛び」を狙ってキレイに撮影する場合もありますが、本来の色がなくなるため、あまりカッコイイものではありません。画面で明るさを確認しながら、「白飛び」しないように上手に調整しましょう。
ポイント③:輝きが増す! ピントと明るさを合わせる位置
人を撮影する場合、スマホのカメラが一番近くの人の顔を検知し、「ピント」(フォーカス)と「明るさ」を自動でその人に合わせるように設定されているため、シャッターボタンを押すだけでキレイな写真を撮ることができます。
しかし、イルミネーションを撮る場合は、ピントと明るさを合わせたい被写体をタップして指定します。例えば、クリスマスツリーをタップすることで、ピントと明るさを合わせます。こうすることで、写真の明るさをコントロールできます。
ポイント④:夜は特に注意! 手ぶれを防ごう
キレイに撮ったと思って、見返していたら、ぶれてしまっていた!なんてことはありませんか?
イルミネーションや夜景を撮るとき、特に注意してほしいのが「手ぶれ」です。最新のスマホのカメラでは「手ぶれ補正」機能が搭載されているものがほとんどで、多少の手ぶれを防ぐことはできます。
ただ、ちょっとしたコツを知ることで手ぶれを防ぐことができます!
対策1:スマホを固定
対策2:連写やタイマーを使用
対策3:ズームは使わない
ポイント⑤:撮影する構図(配置)を工夫すると奥行き感が変わる
イルミネーションや夜景を撮るときにも大切なのが撮影する構図(配置)です。構図を少し意識して、カメラを構える位置や方向を変えるだけで写真はまったく違ったものになります。
「良い構図って何?」って思った方は次の作例を参考にいろいろ試してみると、シーンに合わせた良い構図の撮り方が見えてくるかもしれません。
①一面に拡がるイルミネーションを撮るときは、スマホを高い位置に構えて撮りましょう。何か高い場所、台などに乗ることで高い位置になります。
②目線より低い位置でスマホを構えて撮影すると縦の立体感を表現しつつ、背景に都会のビルなどの建物を入れて撮影したい場合に使えます。しゃがんで斜め上に向けると低い位置になります。
いかがでしたか?
ちょっとしたポイントを押さえるだけで、キレイな写真がたくさん撮れます。是非チャレンジしてみてくださいね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。