2月 2022

七五三の着物の柄に込められた意味や願いとは?【女の子編】

七五三の着物の柄は趣向を凝らしたものが多く、とくに女の子の七五三の着物の柄は可愛くて見ているだけで心ときめくものです。

 

「うちの子にも華やかで美しい着物を選んであげたい」と思うのが親心。ですが、実際に選ぶとなると、最近の七五三の着物は色・柄ともに多彩なため、迷いませんか?

 

そこで今回は、着物の「柄」に込められた意味や願い、由来などを紹介します。

 

女の子の着物の柄には美しい成長と幸福、良縁の意味も

七五三の着物は年々、色、柄ともに多種多様になっていますが、昔から変わらないのは着物の柄が持つ意味ではないでしょうか?

 

そこで、女の子の七五三の着物の柄にはどんな意味や願いが込められているのか、その一例をピックアップしてみました。

 

そこには、娘に対する「美しく育ちますように」「何があっても幸せになりますように」「良縁や子宝に恵まれますように」といった親の愛情が表れているようです。

 

「花」のように愛される女性に育つことを願って

「花」の文様は女の子の着物にもっとも多い柄。日本の国花であり五穀豊穣を表す「桜」、生命力を感じさせる「梅」、高貴さや富貴さを表す「牡丹」など様々な花の柄があります。

 

いろいろな花々を組み合わせた花束、花籠、花丸などの柄も多く、花のように美しく愛される女性に育って欲しいという願いが込められています。

 

生命の誕生や力強い生命力を意味する「松竹梅」

真冬でも深緑の葉をつける「松」。冬でも色褪せず、一年中みずみずしい青い葉をつける「竹」。寒い冬を耐えて春にはいち早く花開く「梅」。

 

そんな「松竹梅」には、忍耐力と力強い生命力という意味があり、おめでたいことにふさわしい柄といわれています。

 

「蝶」のように美しく成長することを願った文様

卵から幼虫、さなぎへと変容して、最後には美しい姿に成長する「蝶」の柄にも、女性として健やかに美しく成長してほしいという願いが込められています。

 

さらに「蝶」には不老不死の意味もあるといわれています。

 

末広がりの「扇」の文様は発展や繁栄を表現

末広がりの形の「扇」は、富の象徴や発展、繁栄の意味があるといわれる縁起の良い文様です。

 

扇の紙面に華やかな柄や美しい花々が描かれる着物の柄が多いようです。

 

多くの人から祝福されるという意味の「束ね熨斗」

「熨斗」とは慶事の進物などに添えられている熨斗アワビを表した文様で、細長い帯状に文様化したものを何本も束ねて描いたものが「束ね熨斗」です。

 

人とのご縁に恵まれ、多くの人から祝福されて、その幸せを周囲と分かち合えるようにという想いが込められています。

 

すべてが丸く収まるようにという「鞠」

平安時代の貴族の遊び道具だった「鞠」には高貴なものという意味があります。また、「この先何があっても丸く収まりますように」「丸々と健やかに育ちますように」という、平穏無事に健やかに育ってほしいという願いが込められています。

 

邪気を払い神様に願いを届ける「鈴」

古の時代より、音には魔物や獣を追い払うのと同時に、神様をお呼びする力があると信じられてきました。

 

そのため音を出す「鈴」の柄には邪気を追い払い、神様をお呼びして祈りや願いを聞いていただく意味が込められています。

 

「うさぎ」には飛躍やとんとん拍子の意味も

うさぎはその跳ぶさまから飛躍を表すとされています。物事がとんとん拍子に進む、縁起の良い柄としても愛されてきました。

 

また「因幡の白兎」の話の中では、大国主命の結婚を導く存在でもあることから、良縁や縁結びのシンボルでもあります。

 

夫婦円満の意味から慶事の文様となった「貝桶」

平安時代の遊びの中に、並べた貝殻の中から一対の貝を見つけ出す「貝合わせ」というものがありました。

 

その貝をしまっておく容器が「貝桶」で、やがて嫁入り道具になったことから、夫婦円満の意味を持ち、慶事の着物にふさわしい柄となりました。

 

高貴の意味を持つ古典柄の「御所車」や「花車」

貴族が乗っていた牛車を描いたのが「御所車」で、この御所車に花を飾ったものが「花車」です。

 

貴族が用いた道具をデザインした王朝文様のひとつで、優雅さ、高貴さを表しているため、七五三だけでなく婚礼衣装などにも使用されます。

 

 

 

たくさんご紹介しましたが、いかがでしたか?七五三の着物の柄には、どれもお祝いにふさわしいおめでたい意味と、子どもを想う親の心が込められています。


愛される子になってほしい、幸せになってほしい、生命力の強い子に育ってほしいなど、親としての願いを素直に重ねられる着物の柄を選んでみてはいかがでしょうか。


子どもが大きくなったとき、七五三の写真を一緒に眺めながら、ママがどんな想いで七五三の着物の柄を選んだのかを話してあげれば、きっと着物選びに悩んだことも素敵な思い出に変わるはずです。

 

また将来お子様が、お孫さんの着物を選ぶ時にも、あなたの愛情を思い出してくれるでしょう。最後までご覧いただきありがとうございました。

七五三の着物の柄に込められた意味や願いとは?【男の子編】

こんにちは。和装ロケーション撮影の専門店、京都写真館の和華の中島です。

今日は七五三のお着物のお話を共有させていただきます。

 

男の子の七五三の着物の柄は、凛々しく、カッコよく見える着物を選んであげたいと思うものの、いざとなるとどんな柄の着物を選べば良いのかわからないという方も多いようです。


まずは、男の子の七五三の着物に描かれている主な柄とその意味や由来を知り、お子さんにふさわしい柄や、ママやパパはどんな柄に願いを込めたいかなど参考になれば嬉しいです。

 

厄災を払う、強く育つ、立身出世の意味も

実際に男の子の七五三の着物によく描かれている柄には、どんなものがあり、どんな意味が込められているのでしょうか?ここで紹介する柄はほんの一例ですが、「厄災にあわないでほしい」「強くたくましく成長してほしい」「苦難を乗り越えて大成してほしい」という、親の願いが込められているものが多いです。

 

 

「兜」は厄災から身を守り、大成を願う柄

戦国武将が頭を守るために着用していたことから、「兜」は邪気や災いから身を守ってくれる道具であり、健やかな成長を願うといわれています。豪華な装飾の「兜」は、地位の高い武将が身に付けていたことから、立身出世や大成を願う意味があります。 

 

 

「軍配」はより良い道へ進めるようにとの願い

戦場で武将が兵を指揮するために使っていたのが「軍配」で、軍配団扇が正式名称です。組織を動かすリーダーのように知力や決断力、行動力のある人になって欲しい、人生の節目で進むべき道を間違えることなく、より良い道へと進めるようにという想いを表しています。

 

 

つかんだ幸運を離さないことを意味する「鷹」

遠くまで見渡せる目と、鋭い爪で素早く獲物を捕まえる「鷹」には、一度つかんだ幸運は決して離さないという意味があります。また、身分の高い人が鷹狩りを楽しんだことから、「立身出世」を願う意味もあります。

 

 

気高さの象徴であり大願成就の意味もある「龍」

昔の中国では「龍」は皇帝を意味し、気高さと威厳、栄光のシンボルでした。「昇り龍」でも知られるように、天に昇っていく「龍」の姿には、出世や飛躍の意味があり、大願成就の想いもが込められています。

 

 

「鯉」の滝登りのように成功を勝ち取ってほしい

「鯉」が滝登りをする柄は、中国の故事「急流である黄河の上流にある滝の竜門を登った鯉は龍になる」から、立身出世を意味するといわれています。また、滝登りのような厳しい状況にも耐え、苦難を乗り越えて成功を勝ち取って欲しいという願いも込められています。

 

 

福徳を招いてくれる、おめでたい柄の「宝尽くし」

「宝尽くし」は福徳を招く吉祥文様といわれていて、女性の着物の柄として多く見受けられますが、七五三では男の子の着物の柄として知られています。打ち出の小槌や宝巻き、宝珠など縁起が良いとされる宝物をいくつか組み合わせて描いたおめでたい柄です。

 

 

お金に困らない、どんな願いも叶う「打ち出の小槌」

一寸法師の物語に登場する「打ち出の小槌」。願い事を唱えながら小槌を振ると、欲しいものが出てくるという話から、お金や生活に困らない、どんな願いも叶うという意味があります。羽織の背面に大きく描かれるメインの柄ではなく、袖や裾などに描かれています。

 

 

着物を着るのは七五三と結婚式といわれるくらい、着物を着る機会が少ない男の子。そのうちの貴重な一回ですから、着物の柄の持つ意味を知り、親として柄に込めたい想いを考えながら、お子さんにふさわしい晴れ着をしっかり選んであげたいものです。


また、五歳ともなると自分の好みも出てきますから、一緒に相談しながら選ぶのも楽しいかもしれません。そんなふうに選んだ着物の柄について、いつか記念写真を見ながら振り返ってみるのも、きっと楽しいひとときになるのではないでしょうか。

【卒園卒業・入学入園】春だからこそ残せる思い出を! プロが教える写真の撮り方

春になるとポカポカとあたたかくなり、なんだかワクワクしませんか?

 

待ち遠しいですね!「一年を通して春が一番好き!」なんて方も多いのではないでしょうか?

 

花が咲き始め厚手のコートもいらなくなり、お出かけしたくなる季節はロケーション撮影で春を楽しみながらの写真がオススメです。

 

春は出逢いと旅立ちの季節でもあります。この春に、卒園・卒業/入園・入学を迎えられる方へ「春のロケーション撮影」のご紹介です。

 

・思い出の制服やこれから着る制服を着て
・卒園式で着る洋服や入学式で着る洋服を着て

・ピカピカのランドセルと一緒に
・いつもと友達と遊んだ公園で

 

卒業証書やランドセル、思い出の物と一緒に撮影などもおすすめです。桜を背景にした卒入園・卒入学写真は一生の思い出になるでしょう。

 

プロが教える卒園・卒業写真の撮り方!

ロケーション撮影はプロにお願いするとして、我が子が卒園・卒業・入園・入学を迎えるパパやママは思い出をキレイに残してあげたい!と意気込む方も多いでしょう。


しかし普段とは異なるシチュエーションであることから、どうすれば上手く撮れるかわからなかったという声が多いです。卒園・卒業写真をステキに撮るにはいくつかのコツがあり、コツを抑えた上で撮影に挑むことでミスショットも減り、ステキな写真が撮れますよ。

 

また、人物が写り込んでいない、建物のみの写真を撮っておくと良いです。園庭や校庭、教室廊下靴箱、ロッカーなども撮影することで、バリエーション豊富な卒園・卒業写真が撮れます。

 

1年間過ごしたご自身のクラスのクラス名プレートを撮影もおすすめです。幼稚園・保育園でしたら、お気に入りの遊具を撮影しておくと、後で見返したときに「この遊具が好きだったな」と思い出深いアルバムが作れますよ。

 

そこで式典でのおすすめの撮影シーンをご紹介!

パパさんやママさんは参考にしてみてくださいね。式典で残しておきたいシーンの一つ目が「入場、退場のシーン」です。入退場のシーンでは、保護者席の近くを通ることも多く、顔の表情がわかりやすいショットが撮れる一番のシャッターチャンスとも言えるでしょう。

 

とくに入場のシーンでは一度止まってから会場に入る場合も多いため、その瞬間を狙うと良いです。動き始めてからも、子どもを追いかけるようにシャッターを切り続けてくださいね。

 

式典で撮っておきたい2つ目のシーンが「卒園・卒業証書授与のシーン」です。証書を受け取っている後ろ姿や受け取った後に保護者席側を向いた瞬間がシャッターチャンスになります。主役のソロショットはもちろん、友達や家族、先生など、たくさんの人と一生の思い出となる卒園・卒業記念写真を撮ってくださいね。

 

ちなみに、友達と写真を撮りたいときには、事前にいつ頃、どの場所で撮影するか約束しておくと安心です。とくに式当日は忙しないこともあり、約束していないとすれ違ってしまうことも考えられます。意外にも友達と写真が撮れるタイミングは少ないので、わずかな時間でしっかりと記念写真が撮れるように約束をして、忘れずに事前準備をしておきましょう。

 

友達と一緒に撮影するときには、正面だけでなく後ろ向きで撮るショットもおすすめです。後ろ姿を撮るときには、全身が写るように撮ると撮影した写真がバランス良く仕上がります。

 

 

式の会場にある「卒園・卒業式」「入園・入学」の看板と一緒に撮影しましょう。縦に長さのある看板は、カメラを縦に構えた構図で撮影するとバランスの良い写真が撮れます。複数人で看板の前で撮るときには、看板を真ん中に両脇に人が並ぶとバランス良く仕上がりますよ。


余裕があれば、看板の前でソロショットと家族で写るショット、どちらも撮影しておくのがおすすめです。看板は一番の人気スポットになるので、早めに撮影しておくと良いでしょう。

 

式典では、お祝いのメッセージが掲示されていることが多いですよね。お祝いメッセージの写真をアルバムに入れると、温かい気持ちになるのでぜひこちらも撮影しておきましょう。

 


イレギュラーなシチュエーションで初めての参加ですとイメージがしにくく、撮影に難しさを感じることもあるかもしれません。

いろんなバリエーションの写真を撮っておくことで、アルバムを作るときに素敵な一冊に仕上がりますよ。一生に一度の大切な瞬間をぜひ写真に残してあげてくださいね。

スタジオ撮影、ロケーション撮影どっちを選ぶ?②

こんにちは!レンタル着物、ロケーション撮影の京都写真館和華、

ブログの執筆を担当しております中島です。

 

今日はロケーション撮影の注意点をお伝えいたします。

こんなお話をすると「お店にとってマイナスじゃないの?」

 

と心配してくださる方もいらっしゃるのですが、

そこはきちんとお伝えしておかないと

お客様にとってフェアじゃありません。

 

メリットとデメリットを知っていただいた上で、

ロケーション撮影をお選びいただけると嬉しいです。

 

 

【天候に左右される】

ロケーション撮影で一番気にかかるのは、やはり天候です。当日に雨が降った場合は、決行するか、延期するかを事前に考えておく必要があります。

 

予約しているフォトスタジオや食事会の会場に、いつまでに連絡をすればキャンセルが可能か、キャンセル料は必要かどうか、日にち変更は可能かなどをあらかじめ確認しておくと安心です。

 

ちなみに当店は前日までにご相談のご連絡入れさせていただき、日程の変更は無料でさせていただいております。

 

延期になった場合のことを考えて、予備日を設定しておくといいですね。天候がどうなるかは、おまいり当日になってみないと分かりませんが、雨であれば傘を持っての写真になります。それもまた、風情があって良いでしょう。

 

雨は、お子さまのテンションを上げる強力なサポーターです。着物に長靴姿も、お子さまならではの可愛さがあります。

 

思いもよらないような、お気に入りのショットが撮れるかも知れません。ピンチをチャンスと考え、この瞬間にしか訪れない今を存分に楽しみましょう。

 

 

【撮影できる季節が限られる】

真夏のロケーション撮影は、あまりおすすめではありません。特に真夏は、熱中症などの恐れもあるため、十分に注意しましょう。

 

小さいお子さまは、暑すぎたり寒すぎたりする時期のロケーション撮影は避けた方が無難です。

 

そのあたり詳しくはお気軽にご相談ください。どうしても夏場ということでしたらご負担の少ない方法を一緒に考えていきたいと思います。

 

 

【カジュアルな写真だけになる】

ロケーションフォトは、基本的にはナチュラルな写真になります。

 

スタジオ撮影と違い、表情と雰囲気がメインで、着物の見え方などに気を配られることは少ないでしょう。

 

カメラ目線ではないものばかりや、着物が着崩れているまま、ということもあります。

 

 

【レンタル衣装の有無と支度ができるか】

出張カメラマンに依頼する場合は、レンタル衣装や着付けなどの支度のサービスがないことが多いので、ご自身で衣装を準備し、着付け・ヘアセットまで済ませてから合流するケースがほとんどでしょう。

 

フォトスタジオでカメラマンをお願いする場合は、衣装のレンタルと着付け・ヘアセット・メイクと撮影までが全てセットになっているプランを選ぶと、自分で手配をする手間がかかりません。

 

美容院とフォトスタジオでバラバラに予約するよりも、まとめて一か所でする方が移動も少なくて済むので負担が少なくなります。

 

 

清水寺参道の三年坂に写真館を構えている京都写真館 和華はお手頃価格な着物から本格的な正絹のお着物までレンタル可能です。

 

当店運営会社は着物の卸販売も行っており、着物選びには誇りを持っております。リーズナブルな着物から高級な振袖ドレス、白無垢、色打掛、紋付袴、振袖、浴衣といった豊富な着物からご自身でお選びいただき、レンタルできます。

 

ヘアセット付のプランや団体プランなどお得なプランを用意されており全てのプランに帯や草履はもちろん、足袋、長襦袢がつき、着付けまで含まれているのでお得です。

 

 

ロケーション撮影のメリットとデメリットを知っていただいた上で、スタジオ撮影では撮れないお写真を残したい方は、お気軽にご相談ください。

 

残念ながら、私たちはすべての思い出を記憶に残す事はできません。だからこそ、お写真は貴重です。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

京都ロケーション撮影・京都写真館・レンタル着物和華

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